●度の入ったメガネの使い方
視力回復用のメガネではなく、普通の度の入ったメガネの使い方は、視力回復を目指す場合はとても重要です。
0.1ぐらまで見える人の場合は、近くのものは見えるので基本的に、勉強や読書、パソコンの使用のためにメガネを使う必要はありません。
正確には、使ってはダメです。
自分の裸眼で見えるわけですから、矯正した状態を放置することは裸眼での視力回復を遅らせます。
一方、0.1も見えない強度の方の場合は、メガネをかけないと本すら読めません。
そのため、一般的な状況ではばっちり遠くまで見える度の強いメガネをずっと使い続けることになります。
これが、強度の方の眼がどんどん悪くなる理由の一つと考えられます。
ただでさえ、眼が悪いのですからなるべく裸眼の状態を作る必要があるのに、何をするにも度が強いメガネをかけるので矯正状態が完全に固定してしまうのです。
それよりも、強い度のメガネで近くを見るというのは眼が疲れてしまいます。
この状況では、何をやってもとても眼がよくなるとは考えづらいということになります。
そこで、オススメなのが強度の近視の方の場合は、読書、パソコンで使えるギリギリの度のメガネを作ることです。
遠くを見ることが目的ではないので、0.1もみえれば十分です。
この状態であれば矯正のされかたはかなりゆるいので、視力回復のためのトレーニングをしたとしても効果が期待できるということになります。
●体の負担を減らすための視力回復メガネ
視力回復メガネでは、すぐには視力は回復しません。
そもそも、視力の低下は慢性的な疾患ともいえるので急によくなる訳がないのです。
レーシックで視力が急に回復するのは、あくまで対処療法だからです。
しかも、一度使ったら二度と使えない対処両方です。
もちろん、角膜の厚さが残っていれば再手術で削り続けることはできるでしょうが現実的でしょうか?
それに、角膜を削るということは、人によっては眼圧が上がってしまう可能性があるのです。
これがいわゆるレーシック失敗の典型的な例になります。
そういった意味では視力回復を地道にメガネでやりたいと考えるのは普通の考え方かもしれません。
すぐには視力が回復できないピンホールメガネなどの視力回復メガネですが、使っていると分かりますが眼の負担が下がります。
長時間パソコンを使っているような人だとすぐにこの効果は実感できます。
実は、長時間パソコンを使っていると眼だけでなく体には相当の負担がかかっているようです。
お医者さんによっては、1日のパソコンの利用時間は上限4時間と主張される方もいらっしゃいます。
パソコンを長時間凝視すると血圧が上がって200ぐらいにまで達することがあるのがその理由です。
このような習慣が体に言い訳がありません。
そういった意味では、眼への負担を下げてくれる視力回復メガネは意味があるかもしれません。
ピンホールメガネは、目に入って来る光の量を落とし、眼筋を必要以上に緊張させずにパソコンの画面をみることができるからです。
視力回復には、まずは眼を疲れさせない習慣が必要ですね。
●視力回復メガネで眼を必要以上に疲れさせない
ピンホールメガネである視力回復メガネの視力回復効果は、どちらかというと間接的な効果だと思われます。
つまり、本隊のバックアップをするような後方支援部隊みたいなものでしょう。
もちろん、視力回復メガネ自体にも、直接の視力回復の効果はあるでしょうが限定的だと考えるのが自然です。
それは、使ってみれば分かります。
このメガネを何年かけていても、これだけで視力が回復すると思える人は少ないでしょう。
もちろん、軽度の視力低下、例えば若年層の仮性近視などには効果があるかもしれません。
では、後方支援というとどういうことなのかと言う話です。
レーシックなどのように角膜をいじって視力を矯正するのでない場合は、裸眼の視力調整機能を元に戻そうとするわけです。
その際に、一番の障害となると言われているのが、眼筋の慢性疲労です。
ピンホームメガネのいいところは、近くを見るときや、明るすぎるテレビやパソコンを見る際に、眼の負担を減らせるのです。
近くを見るというのは、いわゆる毛様体筋がかなり頑張って視力調整をしている状態のようです。
穴から覗くと、かなりアバウトな視力調整でもクリアに見えるので毛様体筋の負担も減らせるのです。
結果として、視力回復メガネを使うことで、眼は疲れにくくなる訳です。
疲れていては、いくら裸眼の調整力を戻そうとしても難しいわけです。
視力回復のトレーニングをする際に、眼を疲れていない状態にすることは本当に重要です。
●視力回復メガネ「パソネット・アイ・スーパー」
視力回復のメガネにもいくつか種類がありますが「パソネット・アイ・スーパー」もその一つです。
基本的なコンセプトとしては、黒いプラスチック面に小さな穴が開いているという極めて単純な構造です。
穴は、「パソネット・アイ・スーパー」の場合は、左右それぞれ5つです。
5つのうちの4つを使って、眼筋トレーニングをできるというのが売りのようです。
ただ、これは他の視力回復メガネでも可能なような気がします。
実際に手にとって見たことがないので何とも言えませんが、もしかすると「パソネット・アイ・スーパー」についてはこの4つを使った眼筋トレーニングがしやすいような工夫があるのかもしれません。
事実、この「パソネット・アイ・スーパー」のキャッチコピーや商品説明には、”眼筋”というキーワードがよくでてきます。
ところで、この「パソネット・アイ・スーパー」は見た目の特徴があります。
水泳で使うゴーグル型なのです。
つまり、卵を半分にカットしたような形です。
他の、視力回復の穴あきメガネはシルエットとしては普通のメガネです。
ただ、「パソネット・アイ・スーパー」についてはさらに見た目がユニークになっています。
ただでさえ、人前では使いにくい穴あきメガネですが、これは一番怪しく見えるかもしれません。
基本的には、自宅で勉強している時や、テレビを見ているときに使うといいものなので他人に見られることはありません。
家族ならすぐに慣れてくれるでしょうから問題ありません。
●視力回復メガネの作り方
視力回復メガネ、つまり穴あきメガネの作り方はどうすればいいのでしょうか?
本当に自分で作るなら黒いプラスティックの板にとがったもので穴をあけてそこから覗けばいいです。
ただ、視力回復のメガネを作るために、このような工作はあまりオススメではありません。
なぜなら、材料費の方が恐らく高くなる可能性が高いからです。
100円ショップなどにいくと、穴あきメガネが売っていますのでこれを買った方が賢明でしょう。
無駄に材料を買って自作するよりも何倍も手軽で簡単です。
100円ショップによっては在庫がない場合もありますが、大抵の場合は売れなくて老眼鏡コーナーの隅っこの方にこの視力回復のメガネは眠っています。
お店の人に聞いても分からないと思いますので自力で探しましょう。
どうしてもない場合は、黒いプラスティックでも買ってくるしかないでしょうが、ちょっとお金を出すのであれば穴が空いたプラスティックが付録で付いている本があります。
【視力アップアイグラス】
この付録のプラスティックは、ちゃんとプレスされているため自作のプラスティックよりも精度がよく視力回復のメガネの自作には有効です。
これを切り抜いて古いメガネのフレームなどにはめ込んでもいいかもしれません。
ただ、この本も本屋さんに売っている可能性は低いです。
Amazonで買う場合も、プラスティックだけが目的であれば中古で買うのも一つの手ですね。
ただ、中古の場合はフィルムが抜かれていないことを確認する必要があることは言うまでもありません。