●視力回復メガネのメカニズム
視力回復メガネで、視力回復訓練ができるメカニズムがあります。
その前に、この小さな穴からものを見るだけで今までよりもよく見えるようになるメカニズムを知っておく必要があります。
小さな穴からものを見ると言うことは、目に入ってくる光の幅が狭いと言うことです。
光りの幅が狭くなると、ピントが合っている面の前後の長さが長くなります。
つまり、網膜の前後でこの範囲が広くなるわけです。
これを焦点深度が深くなると表現します。
結果として、脳が総合的にものを見たときのぼやけ方が小さくなるためよく見えるように感じるのです。
これが、よく見えるように感じるメカニズムです。
実際には、眼が良くなっているわけではないのでピント調整機能が向上しているわけではありません。
では、なぜこの穴から見ることで視力回復訓練になるのでしょうか?
それは、ピントを合わせるのにさほど労力を要しなくなるためです。
そのために、眼はリラックスしてものを見ることができます。
目が悪くなるのは、不必要な眼の緊張状態がもたらすと言われています。
この状態がリラックスできるので視力回復に効果があると言われるのです。
特に、子供の仮性近視の場合は、この効果が顕著に表れるといわれています。
これが、視力回復メガネで視力が回復すると言われるメカニズムです。
目の悪い人は暗い場所だと余計に見えなくなります
これは、暗くなると瞳孔が開くため網膜に届く光の幅が広くなるからです。
焦点深度が一番浅くなっている状態です。
そのため、網膜に当たった光の幅が広いとピント調整機能がより要求されます。
これが視力の弱い人が暗い場所でさらに見えなくなる理由です。
逆に考えると網膜にあたる光の幅が狭いとピント調整機能があまり必要ないと言うことになります。
ピント調整機能があまりいらないということは、眼が疲れにくいということも言えるでしょう。