●コンピュータグラスと視力回復のメガネの違い
視力回復のメガネは、ピンホールメガネであって穴あきメガネです。
これに対して、コンピュータグラスというのは、パソコンを多く使う方専用の目の疲れを防止するメガネです。
コンピュータグラスの機能としては、反射防止コートが施されていることで反射による目の疲れを防ぎます。
実物も一般的な遮光用のサングラスと全く変わりません。
また、目にボディーブローのように疲れを蓄積させると言われているちらつき(フリッカー)を防ぎます。
このちらつきは、かつてはパソコンでデスクワークをする方の目の疲れを強烈に悪化させていた頑強でした。
そういった意味では、こういったコンピュータグラスによる防護が必要な時代があったのです。
ただ、最近ではパソコンのモニターはノートパソコンはもちろん、デスクトップでも液晶モニターが主流となってきたため状況が変わってきました。
液晶モニターの場合は、従来のCRTと比較してフリッカーがほとんど発生しないからです。
別の機能としては、高い可視光線透過率があります。
60%以上といわれる透過率で、画面のまぶしさが防止されるにもかかわらず、明るい視野が維持されて色の判別ができないといった問題もありません。
コンピュータグラスの効果は、パソコンの画面の光を和らげることはもちろん、室内の蛍光灯もまぶしさも防いでくれます。
コンピュータグラスは、厳密には視力回復のメガネではありません。
ただ、目の疲れをためているようでは、いつまで経っても視力回復はおぼつきません。
そういった意味では、視力回復の前にコンピュータグラスで疲れをためない習慣の確立も必要と考えられます。
●視力回復したい人がまぶしく感じる理由
視力回復を考えるほど目が悪くなると強い光をまぶしく感じます。
その原因は、なぜなのでしょうか?
まぶしいと感じる神経が過敏になっているか、光の調整能力が落ちているのかどちらかが考えられます。
仮に、後者の光の調整能力が落ちているのが原因と考えると視力低下との関係も少しわかりやすくなります。
ところで、目に入る光の調整能力というのは、虹彩と呼ばれるカメラのレンズに例えると絞りの機能をもつ黒目の部分が行います。
暗い場所では、虹彩は目一杯開き、まぶしい場所では虹彩は絞って目に入る光の量を抑えます。
目の悪い人というのは、目を長時間同じ状態で使うことで目の能力を使わなくなったことによる機能低下とも考えられます。
同じ場所のものを見続ける、同じ距離のものを見続ける、同じ光のものを見続ける、というのが視力低下の原因ということです。
遠近調整能力と、光の量をコントロールする能力が関連しているかどうかは別の問題ですが、視力低下とこの能力が結果的にリンクしているとも考えられます。
視力回復のメガネは、パソコンやテレビなどからの強い光を抑えることができるため目の疲労を低減してくれる効果があります。
ただ、視力回復のメガネをかけているだけでは虹彩を休ませることができても、視力回復のためにはなりません。
虹彩の能力を戻すことと、視力回復が関係しているのであれば明暗トレーニングには意味があることになります。
●パソコン利用時のピンホールアイマスクの意味
パソコン仕事が多い人は、ピンホールアイマスクを使う方がいいかもしれません。
目が悪くなる人の多くは、パソコン画面からの強力な光が原因になっていることが多いからです。
また、強い光に眼がさらされることで、眼精疲労が蓄積することもあります。
もちろん、視力回復などのトレーニングをしている場合は、パソコンやテレビのゲームなどの利用は御法度といわれるぐらいです。
ただ、日常の仕事でパソコンを使っている人は簡単に仕様をやめるわけにもいきません。
そこで、視力回復のメガネであるピンホールアイマスクの登場になります。
ピンホールアイマスクは、もともと裸眼では見えない距離の文字でも読めるような魔法のメガネです。
魔法は言い過ぎですが、裸眼では見えない文字などが、眼を細める効果で見えるようになります。
これは、眼に入る光を制限することで、ぼやける度合いを抑えてくれるのがそのメカニズムです。
この効果を使うわけではないのですが、パソコンなどを使う場合に視力回復の穴あきメガネを使うと眼に入る光の量が減ります。
ただ、視力回復メガネの効果により見え方は変わりません。
そのため、パソコンを使っているときに利用するメガネとして有効となります。
ピンホールアイマスクにも、比較的かっこうがいいものがありますが、ただ人前でかけているとちょっと怪しいところが問題です。
自宅でパソコンを使っている場合は問題なく使えるでしょうが、職場などはちょっとはずかしいかもしれないですね。
●「ウルトラアイマスク」という名の視力回復メガネ
『視力回復アイマスクで眼がドンドンよくなる』という、1994年に出された本があります。
もう、15年以上前の本ですが、そのころから視力回復メガネというものがあったということです。
この本の著者は、徳永貴久さんという方ですが、今でも視力回復研究家として活躍されています。
この本には、ウルトラアイマスクが裸眼用とメガネ用の2種類ついているようです。
ただ、この本で書かれている重要な点は、この視力回復メガネだけでは視力は回復しないとちゃんと述べていることです。
この本では、視力回復トレーニングのきっかけとして、あるいは補助としてこの視力回復メガネを前面に出しているといった感じでしょう。
徳永さんが法学部出身ということで、視力回復の権威として認めない人も多いようですが出身学部はあまり関係がないと思います。
重要なのはその分野でどの程度勉強されてそして実績をだされているかです。
仮に医学部出身で眼科をやっていないと視力回復の指導ができないのであれば誰も視力は回復しません。
それは、今の世の中の目の悪い人たちがほぼ証明してくれいるからです。
眼科医というのは、視力を回復させてくれるプロフェッショナルとは全く異なる人だからです。
視力回復というのは、回復させるのにとても時間がかかる訓練が必要です。
西洋医学中心の日本の眼科医は、一般的にはそのような時間のかかる指導をするわけがありません。
そのため、レーシック手術のようにすぐに結果の出る資料回復方法に走る方々が多いのです。
●より良く使う視力回復メガネ
ピンホールメガネというのは何種類もあります。
適当なものから、それなりにこだわったものまで、いわゆるピンきりってやつです。
適当なのは、雑誌の付録で後ろにプラスティックに穴が開いていて、それを輪ゴムで耳にひっかけろというもの。
それ以外には、100円ショップで売っている鼻あてが低すぎてとても常用できないようなものなどです。
もちろん、これらの視力回復メガネもそれなり眼のリラックス効果などは期待できるでしょうが本格的に使おうとおもったらどうなのでしょうか?
このことは、ある程度視力回復メガネ、つまりピンホールメガネを使っていると体感的に疑問として沸き上がってきます。
ある程度こだわったピンホールメガネは、「パソネット・アイ・スーパー」などになります。
もちろん、これがベストかどうかは個人差があると思いますが、この視力回復メガネは、5つのピンホールが空いているものです。
つまり、中央の穴を使って基本的には観るため、メガネの位置がバチっと決まっていることになります。
また、中央を取り囲む4つの穴から入る光を使ったり、あるいはこれらの穴を使った眼筋トレーニングもできます。
そういう意味では、無作為に沢山穴が空いているピンホールメガネとは一線を隠している感じです。
基本的に、デスクワークや勉強の際には、眼を動かすことはほとんどありませんから、この中央の穴だけを使ったメガネで十分という話もあります。
ただ、シルエットがマトリックスのネオがかけていたサングラスみたいなので人前では厳しいかも知れません。